フランチャイズニュース

BY BETH EWEN

再開の準備を全加盟店に呼びかけるXポネンシャル フィットネスCEO

Xponential CEO Tells Operators: Prepare to Reopen Franchises

May 15, 2020
左が Xポネンシャルのアンソニー・ガイスラーCEO、右がクラブピラテスのショーン・ブローブ社長

Xポネンシャルフィットネス (Xponential Fitness)はブティックフィットネス 8ブランド、1,500スタジオを全米と海外に展開中の大手フィットネスフランチャイズだ。そのXポネンシャル フィットネス が新しく困難な挑戦をやろうとしている。ビジネス再開の準備である。


「再開ビジネス計画は既に練り上げ、加盟店に指令済みです。」とアンソニー・ガイスラーCEO は言う。政府の封鎖指令を受け、全スタジオ99.5%は今も閉じた状態にある。 「実のところ、再開プロジェクトはもう始まっています。加盟店の営業担当はメンバーシプの電話営業を実行中です。この営業方法はスタジオ完成前にメンバーシップを売る従来のプリセールとやることは一緒です。地域毎に異なるタイミングで経済活動が再開されるでしょうが、我々の全スタジオが準備万端でサイドの『グランドオープン』に臨むことになります。」とガイスラーCEO は補足する。

ガイスラー

CEOは以前に L.A. Boxingチェーンを所有しており、 2008年の経済危機を経験し乗り越えてきた強者である。「ボクシング界でよく使う言葉の中に、ファイトするかフライトリフレックスするかというのがあります。相手にパンチを打ち始めた時、相手が倒れそうになるかそれとも打ち返すのか、という意味です。スタジオを閉めてじっと座して時を過ごすのか?それとも、嵐の中を戦いながら道を拓きたいのか?」とギースラーCEO は続ける。

「我々は戦う選択をしました。まず、マーケットに戻ってみよう。バーチャルクラスの道があるじゃないか?それで今はなんとか凌ごう。しかし、もとのビジネスに戻るスピードは最速で行こう!」とガイスラーCEO は本部スタッフとスタジオオーナーに語りかけたのであった。政府がいつ非常事態宣言を解くのか予想は誰にもできない。しかし、彼らにしてみれば、新規スタジオが工事の問題や何かでグランドオープンが遅れるのは頻繁に起きることだし、それと何が違う?と考えた。

「5月早期の再開を念頭に置きプリセール営業を進めてきました。州知事や市長がどういう決断をするのか見守っているところです。」 5月半ばの今日、規制緩和が徐々に進んでいるが、フィットネススタジオの解禁はまだ許可されていない。

3月22日の週に全メンバーシップ数は最高レベルに達した。驚いたことに、それから今日までキャンセル数はごくわずかだという。「従来のスタジオ型クラスからバーチャルにシフトしたのはコロナ対策を念頭においてのことです。しかし、これは全体的な長期プランの一つに過ぎません。バーチャルからスタジオ内クラスに戻るプロセスのほうが本筋であり、それを完璧に進める準備が整ったと考えています。」とガイスラーCEOは最後に語っている。

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