去年スタートしたばかりのHHO Carbon Clean Systems(HHO カーボンクリーンシステム) はユニークなビジネスモデルです。米国排気ガス規制の先を行く「エンジンに付着したカーボン除去」を現場に出張して「エンジンに付着したカーボン除去」を実施するサービスです。
ファウンダー兼社長のジャレッド・イングリッシュは根っからの自動車修理工でしたが、2004年、若干23歳で自社の修理会社を立ち上げたのですが、エンジンに蓄積する炭素は業界全体の頭痛の種でした。加速力が削がれ排気ガスの煙は増大、燃費もガタ落ちするという始末です。「古いやりかたですと強烈な化学剤を使って汚れを落としていたのですが、手に火傷を生じさせ、環境に悪い物質を含んでいました。パンデミックで暇な時に考えたのは、エコフレンドリーな処理方法を開発しよう、ということでした。その結果行き着いたのが水素ガスによる洗浄システムです。」とイングリッシュ社長は語っています。
オーストラリア、イギリスなど排ガス規制に厳しい国の実情を調査した結果、クリーンなエネルギーとして水素ガスを吹き付けるやり方が有効だと結論したのです。「別に新しい発見でもないのですが、他国では当たり前のことがアメリカでは誰もやっていなかったということです。しかし、その後が実は大変で、水素を安全に吹き付ける機材探しと製造に奔走しました。」とイングリッシュ社長はインタビューに答えています。
水素ガスの応用は環境に優しいだけでなく、化石エネルギー(ガソリン)の使用量を9%減少させる経済効果も担っていることが分かっています。消費者の出費を大きくセーブしてくれるのです。
その実行にあたり、人材とタイミングとが重要だとイングリッシュ社長は考えました。事業に責任感を持ち成長させることにパッションを持つ人たちを想定すればフランチャイズ以外の選択肢はなかった、と述べています。タイミングも難しい問題で、自社で2年間運営するか、それともすぐフランチャイズ化すべきかの選択に迫られました。加盟店候補からの強い要請を受け、加盟店方式を直ちに開始したという経緯です。バンを使う移動式フランチャイズを去年立ち上げ、同年には加盟店1号の契約を結んでいますが、急速に拡大するプランはなく、2年以内に10加盟店達成を目標にしています。同フランチャイズの初期投資額は$80,700 to $131,600です。