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デービッド・シェンはデールカーネギートレーニングの加盟店オーナーとして上海/江蘇省と浙江省の地域を任されている。夏には従来の対面式トレーニングができると考えていたのだが、それも雲行きが怪しくなってきた。今後も引き続きオンラインクラスが加盟店の存続に不可欠と予想される。
「肝心なのは、この危機を乗り切ることです。 いつ景気が回復するかわかりませんから。大手クライアントと話をすると、彼らは人員削減とレイオフを行っています。 私たちはそうした動きにも適応しようとしています。 長期に持続する新しいビジネスモデルが我々のトレーニングプログラムにあると思います。」とシェン氏は言う。
新コロナの流行が中国で勃発した時、シェンは他の4加盟店と連携し、アイデアを共有し、クライアントとより広いユーザー向けに新たなライブオンラインクラス「ワンチャイナ計画」の準備を開始した。
10,000人以上の参加者が集うオンライントレーニング「ワンチャイナ計画」
コロナウィルス以前は、地域別に事業を運営していたのだが、フランチャイズはブランドへの信頼と一貫したアプローチが重要だとシェン加盟店オーナーはすぐ認識した言う。「ワンチャイナ計画」にはオンライン専門教育者とリーダーシップクラスを発表し、10,000人以上の参加者を得た。「私たちは参加者から非常に肯定的なフィードバックを得ています。それはデールカーネギーブランドを高めることに寄与しています。」とシェンは語っている。
「1月下旬に私たちは中国のフランチャイズ加盟店と話し始め、彼らを支援するためにグローバルなタスクフォースを作りました」とデール・カーネギーCEOのジョー・ハートは述べている。
オンラインセミナーは、ぎこちないビデオ通話や熟練されてない講師よりもはるかに洗練されているため、最近、リモートワークに変わるにつれ多くの人たちが体験参加するようになった。しかし、 「これはズームやウェビナーとは異なります。クラス内での体験で試行錯誤する必要があります。 そのため、フランチャイ加盟店とトレーナーにとって、トレーニングを対面式からオンラインに切り替えるのは、最初は非常に困難でした」とハートCEOは続ける。
海外展開に要求される柔軟さと敏捷性
個々の顧客ニーズに合わせてクラスを調整する柔軟な能力と敏捷性がデール・カーネギーに備わっているとシェン加盟店オーナーは考えてており、「構造と戦略を変えていなければ、多くの顧客を失っていたでしょう。」と述べている。デール・カーネギー・トレーニングは世界 86か国に200の事業所を持つ。100年以上の実績を誇り、自己変革、セールスマンシップ、企業研修、パブリックスピーキングなどプロフェッショナルやビジネスリーダーの養成目的に広く導入されている。
