飲食サービス業界の調査会社Techinomic(テクノミック)が2023年に発表したテクノミック・トップ500では、ジンヤ・ホールディングス傘下の旗艦レストランJINYA Ramen Barが前年の30.2%の店舗数増加で、KPOT Korean BBQ & Hot Pot(Kポット・コリアン・バーベキュー&ホットポット)に次ぐ第二位の拡大であり、ラーメンレストランとしては唯一のランクインだったと伝えています。陣屋は特に、アメリカ中西部、北東部、南東部にて、戦略的にフランチャイズの拡大に注力しています。
陣屋の成長戦略について、創設者の高橋知憲氏は次のように述べています。「陣屋の“ラーメン戦争”における成功は、品質、革新、顧客満足に真摯に対応してきた結果だと思います」。また、マーケティングも同社の成長には欠かせない戦略の一部で、昨年は他のラーメンブランドである中村ラーメンとのコラボイベントの開催や、ブランドアンバサダーにNASCARのカイル・ラーソン選手といった有名人の起用などにより、2023年の陣屋のメディアインプレッション数は前年の183%増しの26億7千万に達しました。
同社ではまた、顧客満足度向上のため、リワードプログラムを導入するべく昨年末にアプリをリニューアルしました。顧客はアプリを通して事前に料理を注文したり、ポイントを獲得したり、お店のイベントやプロモーションの最新情報を入手できます。このマーケティング手法は、最近カジュアルダイニングレストランが取り入れ始めている戦略でもあるとのことです。
ジンヤ・ホールディングスでは近日、新たなレストランブランドとして串焼きと手巻きを主力メニューとしてSaijoをオープン予定です。今後も、ファーストカジュアルのコンセプトや、ユニークなテーマのレストランを追加していくことを考えていると創設者の高橋氏は語っています。
引用元:
Jinya Ramen Bar is one of the fastest-growing Asian conceptsin the U.S.
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