フランチャイズニュース

フランチャイズ化で更なる成功が期待されるジョリビー(Jollibee)

Jollibee’ growth in the U.S. accelerates by franchising

August 5, 2024
ジョリビーメニューの特徴はバーガーやフライドチキン等のアメリカ人向け商品とフィリピン料理のミックスにあります。甘いソースをかけたフィリピノスパゲティはジョリビーの看板メニューのひとつです。

別名「フィリピンのマクドナルド」と評されるジョリビー(Jollibee)がアメリカ上陸を果たしたのは1998年に遡ります。蜂をモチーフにした漫画チックなロゴ、甘い味のフィリピンスパゲティとフライドチキンで人気を博し、当時はジョリビー旋風が起きたほどでした。

しかし、当初ジョリビーが目指していたのはフィリピン移民とフィリピン系アメリカ人にふるさとのファーストフードを提供することにあり、そのためフランチャイズ化は彼らの経営戦略に含まれていませんでした。ジョリビーが本国フィリピンでスタートしたのは1975年、フランチャイズ化は1979年なので、研修や加盟店サポートを含むフランチャイズ本部経験は元々十二分にあったと想定できます。

米国進出から四半世紀、ついにフランチャイズ化

一方、ジョリビーのブランド名が一般アメリカ人消費者に浸透した結果、現在アメリカ国内72店舗、カナダ28店舗(世界の店舗数は1,300)まで成長しています。ジョリビーはアメリカのメインストリームに受け入れられ始めたのです。全米展開するための最も有効な手段がフランチャイズとされるアメリカです。ジョリビーがフランチャイズ化をスタートすると発表したのは今年6月、1号店オープンから実に約25年後の決断でした。

米国色の強いメニューも追加

同ブランドの特色はアメリカ人好みのバーガー、フライドチキンにフィリピン向けメニューを加えている点にあり、ピーチマンゴーパイとジョリービーを代表するメニューになったフィリピンフレーバーのスパゲティが人気トップを誇ります。新メニューにビスケットやマカロニチーズを加えることでさらに米国色を強めていく方針です。

フランチャイズ初期投資額は$450,000~$800,000と手頃な入り口です。ジョリビー経営陣は5年もしくは7年以内に北米500店舗達成を目標にしています。

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I. Fujita International, Inc( ichiro@ifujita.com )までお問合せ下さい。

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