2024年10月に米国進出15周年を迎えたくら寿司は米国最大の回転すしチェーンに成長し、米国19州とワシントンDCに69店舗展開しています。
Kura Sushi USA社長兼CEOの姥一(うば・はじめ)氏は「ワシントン州ベルビューは、開店以来最も好調な業績を上げており、最も成功した店舗です。ついにオレゴン州ビーバートンに米国西海岸北西部で2番目の店舗をオープンしました。我々は、米国西海岸北西部市場の大きな可能性に常に注目していました。期待を裏切らなかったことをお伝えできて、とてもうれしく思います」と述べています。また、ビーバートン店オープン後に開店したワシントン州タコマ店についてもすでに高い期待を上回っており、米国西海岸北西部市場には今後も長期的に楽観視していると語っています。
過去15 年間、くら寿司の成長と成功は、先駆的な技術革新とパートナーシップに支えられてきました。その中心となるのが、できたての料理を運ぶ回転すしバーと、個別に注文を受けてから調理した料理を客に直接届けるエクスプレスベルトを備えた二層コンベアシステムです。
くら寿司は近年さらに進歩し、米国で最もロボットを活用したレストランチェーンのひとつとしての地位をさらに確立しました。
2022年:RobotLABによるドリンクデリバリーロボットを導入
2023年:Wiselyの協力を得て、堅牢な統合AIテクノロジーを備えた最新鋭のウェイティングリストシステムを立ち上げ、正確な待ち時間提示を開始
2023年:Punchhの協力を得て、インターフェイスをアップグレードした新しいくら寿司リワードアプリを発表
2024年:DoorDashと提携してデリバリーを提供し、アクセシビリティと消費者へのリーチをさらに拡大
2024年:回転すし皿の上の料理を保護するドームMr.Freshのテクノロジー機能をさらに強化し、すべての店舗でリアルタイムの消費分析を提供するQRスキャンプレートシステムを導入
リアルタイムでの消費分析を実現したことで、正確な需要予測で運用効率を確保することに成功したくら寿司では、最近予約席システムを導入したことで、人件費の効率化にも取り組んでいます。今後も米国の新市場への進出を続け、イノベーションを模索し、また期間限定メニューも引き続き投入することで、伝統的な日本の味を維持しながら、ダイナミックな食体験を提供していくことを目指しています。
また、すし皿の回収にエンタメ要素と顧客へのリワードを加えることで、人件費の削減や顧客のロイヤリティ醸成、IPとコラボすることでマーケティングや顧客の再来率の強化にもうまく取り組んでいます。
情報元
Kura Sushi banks on strength in the Pacific Northwest(NRN)
Kura Sushi USA
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