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2020年のパンデミックが飲食業界に与えた影響をまとめ上げるのは至難の技かもしれません。信じられないような起業革新が起きる一方で、重なる規制や急激な変化に対応できす、麻痺状態に陥ったブランドも数多くあったからです。そのような状況でありましたが、本誌フランチャイズタイムズは2020年度のトップ400フランチャイズを選出してみました。選考基準は米国FCでること、売上額の多少によります。本記事はトップ10をご紹介しています。
1位 McDonald’s
2020年度のマクドナルド総売上は933億ドル、前年比6.8％減に終わりましたが、それでもなお１位を堅持しました。全世界１位の記録でもあります。 最新の店舗数は39,198 ユニット、1店舗平均の年商$2.38ミリオン（日本円で約２億5千万円）。
2位 7-Eleven
7-イレブンの2020年度 総売上$918億ドル、注目すべきは前年比3.1％増でした。現在の全世界店舗数は 72,374ユニット、1店舗平均年商は$1.27ミリオです。これまでに 7-イレブンがマクドナルドに最も肉迫した年になりました。しかも、これは2021年にスピードウエイ3,800店舗（売上210億ドル）を買収する前の数字です。
3位 KFC
KFC 総売上額 $229 億ドル、前年比 5.8％減です。現店舗数は21,057ユニット、３位を死守した形です。
4位 Ace Hardware
Aceハードウエアは 21.1％売上アップで総売上は $206億ドルです。現店舗数は5,669ユニット、ブランド力の強さを再認識させました。その結果、前年度５位から１ランクアップしました。
5位 Burger King
Burger King hadバーガーキング売上額 $200億ドルは前年比 12.6％ダウンでした。現店舗数18,625ユニットです。下げ幅はトップ10中のワースト２位となりました。ワースト一番はサブウエイの14.9％ダウンです。
6位 Domino’s
Domino’s postedドミノピザの総売上 $161 億ドル、去年比12.6 ％アップと大健闘しました。現店舗数は17,644ユニットです。前年から１ランクアップしています。
7位 Circle K
サークル Kは 去年度で $152億ドルを売上げ、前年度より22％売上を増やしています。トップ10中で最高の上げ幅となりました。 同コンビニチェーンの店舗数は 11,312 店舗、前回の10位から3つランクを上げました。
8位 Chick-fil-A
チックフィレイ（と英語で発音します）は前年比11.2 ％増の $141億ドルを売上ました。現店舗数は2,610ユニット、店舗数の少なさと売上額を対比させるとチックフィレイの凄さを実感できるかもしれません。
9位 Subway
サブウエイの2020年度売上は$137 億ドル、前年比14.9％ダウンです。現店舗数37,005ユニット、前回の６位から３ランク落ちました。
No. 10 Pizza Hut
ピザハットは$119億ドルの売上で前年度から7.3％ダウンしています。現店舗数は17,639ユニット、宅配ピザの好調と対比させると興味ふかいものがあります。
