1997年にラスベガスでスタートし、先日600店舗目を達成したナッシング・バントケーキ。
バントケーキとはリング状の型を使って焼かれたアメリカ生まれのケーキで、同社のバントケーキは素材にこだわり、手ごろな値段やシチュエーションに合わせて選べるサイズ選択の多さ、見た目の楽しさで人気です。
2021年5月にプライベートエクイティRoark Capitalが同社を買収したときは390店舗、システム全体の売上高は4億7000万ドルで、買収以来200店舗以上増えていることになります。昨年7月にドルフ・バーレ氏がCEOに就任し、それ以来、成長率は「劇的に」伸びました。
バーレ氏は、3年間で54%の成長率は高いものの、持続可能であると述べています。
また、今後も成長率を少なくとも3倍、理想的には4倍にすることを目指していると言います。
バーレCEOは、高い成長率を維持するには、ブランドの意義を保つこと、理想的な不動産を追求すること、既存・新規のFCオーナーとともに成長することが挙げられると話します。今後、商品開発やマーケティングを強化することで目標達成を目指します。さらに、職場や自宅への配達の需要に応えるため、別の収益チャネルとして昨年外部の配達業者と提携を開始しました。
ナッシング・バントケーキの店舗はカナダの5店を除いてすべて米国にあります。北米での成長は、少なくとも今後数年間はバーレ氏の最優先事項ですが、国際的な拡大と販売場所の多様化が必要になる時期が来ると述べています。
ナッシング・バントケーキは2016年にレビン・ライヒトマン・キャピタル・パートナーズの買収を受け、経営陣の改善や利益の再投資などで、390店舗にまで拡大、収益を4倍にしました。レビン・ライヒトマン・キャピタル・パートナーズのマネージングパートナー、マシュー・フランケル氏によると、Roark Capitalは同社がナッシング・バントケーキを買収した金額の「7倍以上」を支払ったと述べています。
ナッシング・バントケーキのフランチャイズに必要な初期投資は、米国国内では、$585,015~110万ドル、2023年の店舗別年間平均売上げは150万ドルです。
平均客単価は27.03ドルで、注文の約1/3はオンラインからでした。
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Nothing Bundt Cakes Aims to 'At Least' Triple Annual Growth Rate を覧ください。
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