フランチャイズニュース

大手QSRフランチャイズがペッパーランチ20店舗の契約を締結

Major QSR Franchisee Adds Pepper Lunch in 20-Unit Deal

October 24, 2024

大手ハンバーガーチェーンのカールスジュニアのマルチフランチャイジーが名乗り

2014年に日本に再上陸したカリフォルニア発の大手ハンバーガーチェーンCarl's Jr.(カールスジュニア)の創業者カール・N・カーチャー氏の息子カール・カーチャー氏は生粋のレストラン業界育ちです。そのキャリアは13歳の時、父の経営するカールスジュニアの厨房でコックとして始まりました。現在ではテネシー州フランクリンに拠点を置くCarl L. Karcher Group(カール・L・カーチャーグループ)のオーナーとして、カリフォルニア、アリゾナ、オレゴンでカールスジュニア75店舗、スムージーなどのヘルシーなQSRブランドのジャンバ45店舗、デーブズ・ホットチキン7店舗を運営しています。そして更に今回、南カリフォルニアとラスベガスにてペッパーランチ20店舗展開の契約を結びました。

「私たちは常にワクワクするような新しいコンセプトを探していたので、ブローカーからペッパーランチのことを聞き、ラスベガスに行って3日間そこで食事をし、このコンセプトに非常に感銘を受けました」とカーチャー氏は言います。同グループでは現在、ペッパーランチの店舗用地探しを進めており、最初の2店舗を6~9ヶ月以内に開店したいとしています。

カール・L・カーチャーグループのオーナーであるカール・カーチャー氏はベトナム戦争の退役軍人でもあり、1972年に父が経営するカールスジュニアのGMになりました。以来この業界で経営に携わっています。

カーチャー氏によると、店舗の規模は約50坪~67坪の広さで、席数は75~100席の予定です。また、カール・L・カーチャーグループのエグゼクティブ・バイスプレジデントでパートナーのドメニック・ボナッチ氏が、同社のペッパーランチの運営を統括すると発表しています。

アジアの食文化としての魅力にも注目

ペッパーランチは、15ヶ国で500店舗を展開していますが、米国では4店舗のみで、そのうち3店舗は南カリフォルニア、1店舗はラスベガスにあります。フランチャイズタイムズTOP 400で206位にランク入りしており、全世界での売上高は2億7200万ドル。店舗の初期投資は69万200ドルから147万1500ドルです。

11月末にあるアメリカの祝日であるサンクスギビングから1月末までに、カリフォルニア、フロリダ、ユタ、アリゾナに4店舗をオープンする予定で、1人20ドル以下で20分以内に顧客を出入りさせるファーストカジュアルブランドとして位置づけています。カーチャー氏は契約発表で、運営のシンプルさ、労働モデル、また、米国におけるアジア文化とアジアの食文化の台頭がペッパーランチに魅力的な要素を加えていると挙げました。

カールスジュニアは、世界売上高1,728店舗で26億ドルと、フランチャイズタイムズTOP 400で42位にランクインしました。

*この記事の全文オリジナルは、Franchise Times(英語版)
Major QSR Franchisee Adds Pepper Lunch in 20-Unit Deal をご覧ください。

*この記事に関するお問い合わせは info@franchisetimes.com へお問い合わせください。(英語のみ)

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