米国ペッパーランチが、この約一年半の間にサプライチェーンの刷新、新メニュー開発、フランチャイズサポートシステムの構築と拡張により、業務を革新させたとNation’s Restaurant News(NRN)が報じています。
ペッパーランチではグローバル サプライ チェーンを見直し、品質面において信頼できるサプライヤーとの関係構築に注力しました。これにより、在庫管理の改善とコスト削減を実現し、全店舗で一貫した食材が提供されるようになりました。
刷新されたメニューには、食の多様性に対応するオプションをもたせた新メニューが導入されています。ステーキの新たな組み合わせとしてパスタやカレー、キムチを追加するなど、これまで親しまれてきた味を維持しながら、より幅広い顧客層にアピールする方針です。
また、ウェブメディアのRESTAURANT BUSINESSによると、鉄板で肉を焼くスタイルのメニューをテイクアウトやデリバリーに対応させられるようなテクノロジーを検討中です。
この1年半はペッパーランチの米国展開にとって大きな成長の時期でした。50を超える新規フランチャイズ契約に成功し、米国全土に拠点を拡大。同社のユニークな食体験のコンセプトと、フランチャイズ店に提供する包括的なサポートに対し強い関心が‘寄せられています。
拡大するフランチャイズネットワークに対するサポートと顧客体験を向上させるため、同社はテクノロジーに多額の投資を行いました。レストラン運営の合理化や、顧客の好みに関する洞察を提供する最先端のPOSシステムの実装などです。また、オンライン注文プラットフォームも強化しました。さらに、2024年内にセルフオーダーキオスク端末を導入し、レジ係を全員ホスピタリティ・ホストに転換します。
この一年半の間に米国ペッパーランチは新しいリーダーたちを迎え、強いリーダーシップとビジョンをもって戦略的に変革が遂行されました。このリーダーシップチームの下では、革新、卓越した運営、フランチャイズのオンボーディング、顧客満足度を重要視することで、成果を獲得してきたのです。
ブランドの認知度とエンゲージメントを高める上で重要な役割を果たしてきたペッパーランチのマーケティングチームは、ターゲットを絞ったキャンペーン、SNSでの取り組み、コミュニティーでのエンゲージメントを通じて、顧客とのつながりを強化しました。このマーケティング戦略により、既存店舗への来客数の増加のみならず、新店舗オープンに関する話題性も生み出しました。
より効率的で顧客フレンドリーな店内レイアウトに重点を置いた、北米店舗向けの新規プロトタイプを開発しました。新しい内装により、顧客体験、食事体験、従業員のワークフローが向上します。フェニックス、タンパ、ソルトレイクシティなどの新規オープン店にて新型レイアウトが導入されます。
情報元:
Pepper Lunch North America
Pepper Lunch achieves milestones in supply chain, menu innovation, and franchise growth(Nation’s Restaurants News)
Automated restaurants, Chipotle's next thing and a plant-based burger with Kevin Hart buzz(Restaurant Business Online)
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