ポパイズの海外事業が、システム全体で10億ドル以上の売上を上げているとQSRマガジンが報じています。2017年、バーガーキングの親会社であるRestaurantBrands International (RBI)がポパイズを買収し、以来同社は約500の海外拠点が生み出す年間システム売上げ約3億ドルから今では約1,300拠点に店舗数を増やし、システム全体売上げが10億ドル以上に達しました。今年の第二四半期の既存店売り上げは19.4%増でした。
2019年、ポパイズはバーガーキングの運営会社の協力を得てスペインに進出しました。現在、スペインには140近くの店舗があります。イギリスとインドにはそれぞれ3年未満で50店舗を達成し、フランスでは約1年で16店舗となっており、これらの商圏で更なる成長を見込んでいるとのことです。また、ポパイズは最近ニュージーランドにも進出し、年間売上高は600万ドルと見込まれています。これはポパイズがこれまでに経験した国外デビューの中でも最も好調だと言います。この成功に続き、7月にはコスタリカにも進出し、オープン初日に1,800人ほどが訪れました。
去年の今頃ポパイズの海外店舗数は975店で、現在1,298店舗であることを鑑みると、店舗数が大幅に増加していることが分かります。
中国でもポパイズは大きく躍進しようとしており、7月にRBIはポパイズ・チャイナを1,500万ドルで買収したと発表しました。ポパイズは2023年8月に中国に進出し、現在上海に14店舗を展開しています。RBIでは現地チームとレストラン開発に投資することで、成長速度を加速させる見込みです。
一方、ポパイズは米国内では現在3,086店舗を展開しており、2028年までに米国とカナダで4,000店以上展開し、米国のフランチャイズ店の収益を30万ドルの水準に近づける方針です。
情報元
Popeyes Fuels Growing Demand Across The World (QSR)
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