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サラダは今や主役に サラダのクイック・サービスレストランが好調

Salad & Sides Trends Rise salads

August 14, 2024

サラダ専門ファーストフード店の人気がその他レストランチェーンのメニューを変えている!?

アメリカではサラダを主力メニューとするファーストフード店の成長がその他レストランチェーンのサラダメニューの需要にも影響をもたらしているとNation’s Restaurant News(NRN)が伝えています。

スイートグリーンの新作、キャラメライズド・ガーリック・ステーキ。プロテイン系を入れることでサラダもたちまちメインディッシュに。スイートグリーンでは紙の容器を使用することで環境にも配慮している。

近年、サラダ専門チェーン店の成長が著しく、Sweetgreen(スイートグリーン)、JustSalad(ジャストサラダ)、CAVA(カヴァ)などが好調な売上を記録しています。このトレンドは、他のレストランチェーンにも影響を与え、メニューにフレッシュなサラダを取り入れる動きが広がっています。飲食業界に特化した調査会社DATASSENTIAL社の2024年ヘルシー・フード・トレンド レポートによると、53%の人がメインディッシュにヘルシーなメニューがあることが重要だと考えており、64%の人がサラダが最も重要で、メニューにあってほしと考えているという結果を報告しています。

 サラダ需要が急増

これは消費者の健康志向の高まりが背景にあります。サラダの需要は急増しており、サラダ専門チェーン店の人気は幅広い客層に広がっていますが、中でも健康志向の若い世代や都市部の住民に好まれています。多様なサラダメニューを提供することで、様々な層の顧客を引き付けることができています。また、葉物野菜が主な材料であるサラダは、アメリカでは年間を通じて大量に購入でき、調理に必要な労力やエネルギーも少ないため、付加価値を高め顧客を喜ばせることで、レストラン経営者にとっても収益性を高めるコスト効率が高い魅力的な選択肢です。しかし、トップ500チェーンのうち、主菜としてサラダを提供しているのは62.3%に過ぎません。

これまでサラダというと、女性のためのメニューというイメージがありましたが、近年特に男性客のサラダ需要の増加が顕著です。そして、ランチなどの昼間の時間帯以外の需要も伸びており、ディナータイムにサラダを注文するケースが増えています。ブレックファストサラダのトレンドも浮上しており、健康的な朝食として注目を集めているということです。

情報元:Nation’s Restaurant News Salad & Sides Trends Rise Salads

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