サラダワークスは現在米国内に60+ロケーション、カナダに30+ロケーションを展開中のファーストカジュアルチェーンだが、店舗数を一気に倍増する契約を結んだ。ウオルマート店舗をベースに複数ブランドをゴーストキッチンで展開するゴーストキッチンブランド社とパートナー契約を結び、今年中に数十ユニットをオープンする。店舗によっては客席もある。全てのロケーションでテークアウトとデリバリーを提供する。
「我々はレストラン業界の様相を一新し成長を目指しているのですが、サラダワークスはこうしたゴーストキッチンブランドにぴったりの戦略パートナーです。」と語るのは同ブランド(カナダに本部を置く)のジョージ・コッタCEOである。サラダワークスのヘルシーさとカストマイゼーション、更に他のブランドと一緒にまとめて発注できる便宜性が大きな優位性となっている。
前述のようにサラダワークスは北米全体で100ロケーション前後を展開しているが、今回の提携により今まで未開拓だった市場、南カロライナ、アイオワ、アイダホ、キャンザス、ルイジアナ、ミズーリ、オクラホマ、ケベック、アルバータへの進出が確実になった。
サラダワークスを含む複数ブランドを擁するWOWorksのエリック・ラビンダー氏(チーフ事業開発役員)は「私たちにとってゴーストキッチンが経済的で成功する拡大手法であることは実証されていますので、今回ゴーストキッチンブランドとの新契約によってサラダワークスをサラダ業界のトップに一気に押し上げることができると考えています。」と語っている。